あえて注意事項書きましょう。
テニプリ。んで、跡部対リョマ戦。
明らかになんか違うんだけどね。
・・・俺が見た夢に加筆修正したらこうなりました(苦笑)
だから俺視点でお届けします。




















咲乱華





これは、僕が見た幻想だったのだろうか。

氷の世界が破られ、しばらくは拮抗する試合が続いていた。
一方がどんなに打ちにくいところに打っても、
他方はそれに追いついて返す・・・何回も、そんなことが続く。


何時しか、タイブレークになっている。
そのあたりだろうか、僕があれを見始めたのは。

氷帝サイドの応援席や、跡部のほうを見ていた。
気がつくと、彼らの周りに花が舞っていた。
コートの向こう側だけ、世界が変わる。
・・・何時の間に、こんな光景が広がっていたのだろう。
それほどに、花は咲き乱れていた。
花は、その限られた空間の中、華麗に舞っている。
花、それ自体に意志があるように。
ひらひらと、舞っていた。

空気に呑まれたのか、誰も、何も言う人はいない。
何か・・・技名、だろうか・・・を跡部が宣告しようとした所で、唐突にそれは終わった。
花は掻き消えて、ボールが跡部の横をすり抜けていく。
気づいていなかったが、・・・この一球で、試合は跡部の負け。
  本当は此処で「そうか、これは・・・罠だったのか」と納得してたよ跡部は。
花は枯れもせず消えていた。
  ↓越前って書くのすごく違和感ある(苦笑)
試合をしている、という緊張が切れたのだろうか、越前はそのままコートに倒れかけた。
何時間やってたんだ、そういいながら桃城は彼のもとへ駆けて行った。
抱きしめられて、越前は窮屈そうだったけど・・・どこか、嬉しそうだった気がする。
・・・彼ら二人の眼に涙が浮かんでいたのは、僕の見間違えだろうか。

整列して、青学が勝った、改めてそのコールを聞き。
僕はとても、不思議な気分に浸っていた。

あの、咲き乱れし華は、跡部の意志だったのかもしれない。
試合で華麗に舞って、そして決着がつくとき消えていったのだから。
跡部らしい、本物の色をそこには持って。
花はきっと、また咲くのだろう。
それをどこかで見られたらいいな、そう思った。










2006/05/28