空白という色を、残しておこうか。
そう、僕は考えた。
僕らしいのではないか。
そう、思ったから。
だけれど僕は考える。
空白という「恐怖」を残すなんて…
どんなに、痛いことなのか。
きっと僕には耐えられないだろう。
空白に、おしつぶされてしまうだろう。
僕はただ、「それ」が怖ろしかった。
だから空白を、埋め尽くそう。
――僕の、僕だけの色で。
たとえばこれに、線を引こう。
たとえばこれに、言葉を乗せよう。
たとえばこれに、絵画を描こう。
それらの行為、全部で――
僕は、出来ているのだから。
ずっと見ていた空白が、
いつしか小さくなっていき、
僕の心にすむ「恐怖」も、
いつしか小さくなっていった。
――だけど、消えないよ?――絶対に。
あとがき。
まっしーのプロフィール帳に書いた詩。
…や、うささんに「痛いほうがいい、そうじゃないと埋もれるぞ」
といわれたけど、どうしましょう、と思って。
結局、一番俺らしいのは詩だろう、と。