保健 二学期中間範囲
血液の役割
赤血球・・・酸素を運ぶよ
白血球・・・菌を喰らう(業界用語で食菌)、抵抗もするよ
血小板・・・止血するよ

白血球の役割
マクロファージ・・・食細胞。病原体を食べちゃうぞ。
リンパ球
ヘルパーT細胞・・・抗体を出すよう指示を出すよ
B細胞・・・抗体を出して病原体に攻撃だ!
キラーT細胞・・・感染した細胞をぶっこわすんだ

でも、免疫機能の中で主に働くヘルパーT細胞
HIVのヤツは破壊してくれやがるんだ・・・!

・僕らの敵、エイズ(後天性免疫不全症候群
 病原体は、にっくきHIV(人免疫不全ウイルス)!
 性行為、血液との接触(注射針の共用、血液製剤)、
 母子感染(母乳感染など)で僕らの体にやってくるんだ!
 体内で数ヶ月〜約10年も潜んでやがる(業界用語で潜伏期)んだ。
 ちなみに抗体ができるには6〜8週間かかるぞ!

・HIVとの戦いの流れ(業界用語で症状)
 感染初期(6〜8週頃)
  一過性の発熱やリンパ節の腫れなどで
  さりげなくアピールしてくるぞ。
  だから気づかない人もいるのさ。
 無症候期(数ヶ月〜数年)
  音沙汰もなく、この間ヤツらは体内にただ潜んでやがるんだ。
  しかも厄介なことに、この間に免疫機能が破壊されていくぞ!
 エイズ関連症候群(エイズ前駆症状。数年〜)
  そしてついに、下痢や発熱、体重減少、
  全身のリンパ節の腫れという恐ろしい奇襲攻撃が!
 エイズ(約10年〜、エイズ関連症候群を経て発症)
  こうなると、残念だが僕らには勝ち目がない・・・
  日和見感染症やガン、脳神経症状までもが起こってしまう・・・
  カリニ肺炎カポジ肉腫カンジダ症、HIV脳症もだ。
  ちなみに日和見感染症とは、普通なら病気にならないような
  弱い微生物が、免疫力の低下した人の中で増えて
  病気を起こすことなんだよ。ひとつ頭が良くなっただろう?



・HIV撃退大作戦
 残念ながら特効薬はまだないんだ。
 だから複数の抗ウイルス薬を半永久的に併用するしかない。
 もしヤツらの侵略を受けた疑いがあるときは
 そのときから約8週間後に保健所などで血液検査を受けてくれ。
 そして侵略が確かなら、ヤツらの動きを抑えるためにも
 体調の維持、気力の保持、医師やカウンセラーの治療が大切だ!!


・脳のつくり
大脳皮質大脳辺縁系
大脳新皮質
大脳髄質神経繊維でできている
小脳主に体の平衡を保つ
脳幹間脳→視床、視床下部
中脳
延髄

大脳辺縁系・・・大脳新皮質の下で感情や本能を司る脳
大脳新皮質・・・記憶や判断など高次の知的機能を司る
       主な脳溝によって4つに別れる→前頭葉頭頂葉側頭葉後頭葉
 大脳新皮質が大脳辺縁系をコントロールする

脳の重さ・・・大脳:成人男子1350g、成人女子1250g
      小脳:成人男子135g、成人女子122g
脳の神経細胞・・・約140億

大脳の断面図はプリント参照









・お酒と健康
 肝臓へ運ばれたアルコールは「アルコール脱水素酵素(ADH)」と
 「ミクロゾームエタノール酸化酵素(MEOS)」によって
 アセトアルデヒドに変化する。

 アセトアルデヒドは悪酔いや二日酔いの原因となる有害物質で、
 同じく肝細胞中にある「アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)」によって
 無害な酢酸に分解される。

肝臓の重さは成人男性が約1300g、女性が約1250g
肝臓に入る血液は毎分1.5リットル

肝臓の働き
代謝機能・・・糖質、蛋白質、脂肪などの合成や分解
排泄機能・・・脂肪を消化する消化液を作り十二指腸に排泄する
解毒機能・・・人体に有害な物質を解毒、分解し処理する

アルコールは麻酔作用によって脳を麻痺させ、酔った状態を作り出す。

ALDHにはアセトアルデヒドが低濃度のときに働く「ALDH2」と
高濃度にならないと働かない「ALDH1」がある。
日本人の約半数は生まれつき「ALDH2」の活性が弱いか欠けている。